西無線の合法CB機NTS-115A・NTS-111B予約が予定数に満たず製造見送り

2023年10月23日予約締め切り分が製造見送りに

CB無線機製造見送りと、組織変更のお知らせ

西無線から発売されている「合法CB無線機」NTS-115A・NTS-111Bの予約が10月23日に締め切られました。
締め切りはあくまでも「製造予約」と言うことで、予約が一定数に達しない場合は製造しないという方式を以前から採用していました。
いままでは無事に製造確定数まで受注できていましたが、今回は製造各定数まで受注が伸びず、NTS-115A・NTS-111Bともに「製造見送り」となりました。
西無線へのインタビューでは、今回分の具体的な予約受注数は聞くことは出来ませんでしたが、いままでの受注数の半分ほどにとどまってしまった印象です。
「ユーザーの熱が冷めてしまったのかも」と西社長は語っていました。

組織変更も発表

更に西無線から会社の「組織変更」を行うというアナウンスもありました。
現在は株式会社として活動していますが、今後は「個人事業主」として現社長である西さんが事業を展開していくとしています。
今回のCB無線機の予約数が振るわなかったのが直接の原因ではなさそうで、以前から組織変更は検討されていたようですが、CB無線機の製造見送りも要因の一つと捉えられます。
変更時期は、株式会社西無線研究所の決算時期が10月であることから「近日中に組織変更を完了したい」と言うことです。

組織形態の変更になりますが、合法CB無線機の製造から手を引いたわけではないと言うことなので、ひとまず安心できそうですが、今後の状況次第ではラインナップ全体の見直しもあるかもしれないと、編集部では予想しています。
組織の大小に限らず、生き残りをかけて、どの業界であっても各社必死です。
西無線の新たな門出を見守っていきたいと思います。