激安無線機の詐欺通販サイトが社会問題になっています。 サイトに掲載されている商品は、どれも一般的な通販サイトよりも激安、ほとんどありえないような価格では販売されています。 hamlife.jpでもすでに報道されていますが、激安通販サイトが問題になっています。
詐欺サイトに注意!
この問題について、フリラjp編集部でも調査を行ったところ、いくつかの特徴を見つけましたので、報告させていただきます。
特徴その1 <支払方法>
サイトを見る限り、商品代金はカード払いも利用できるように見受けられますが、最終的な決済画面まで行くとカードは利用できないことがわかりました。 基本的に詐欺サイトなので、カード会社とは提携できないということなのでしょう。
特徴その2 <銀行振り込み>
支払はカード決済ができないことがわかりましたが、商品代金の支払いはどのように行われているのか気になるところです。 この手の詐欺サイトの特徴としては、金融機関への振り込みが基本となっており、カード払いや、着払いなどは利用できません。 カード払いを選択しても最終的には口座への振り込みへ誘導する流れになっています。
特徴その3 <口座名義>
支払先の口座名義にも特徴があります。 その名義のほとんどが「中国人名義」となっています。 金融機関については、国内の著名な金融機関となっており、不自然なところはないようですが、口座名義は日本人の名前ではなく、中国系の個人名となっています。 その要因としては、日本に滞在していた学生が帰国する際に金融機関の口座を、詐欺グループなどに売却することが原因と考えられています。
買取価格は、1口座当たり5万円くらいといわれており、複数の口座を売却すれば高額な報酬が得られるというものです。
判断方法
悪質な詐欺サイトが存在することがわかりましたが、販売価格が激安という魅力もあり、ついついだまされてしまいそうですね。
詐欺サイトからどうしたら未然にだまされないようすることができるのか考えてみましょう。
詐欺サイトの特徴は、金融機関の口座へ直接振り込ませるのが最大の特徴です。
そして、口座名義は中国系の個人名義、この2つがそろえばほとんどの場合詐欺サイトとして警戒すべきです。
しかし、まだ必ずしも100%詐欺サイトとして断定することはできません。
そんなときはメールで確認してみましょう。
メールの内容は、購入を前提に、購入商品の納期やラッピングができるかなどです。
詐欺サイトであっても、入金予定者からのメールについては回答が来る場合もあります。
その回答メールの言葉遣いがチェック対象となります。
流暢な日本語で回答が来ることはほとんどありません。
自動翻訳したような微妙な日本語で回答されることが多く、そのようなサイトの利用は避けた方が賢明でしょう。
騙された!さあどうする?
運悪くだまされた方はどうすればいいのでしょうか?
入金した後もメールを出して回答が来なくなったときはすでに被害者です。
そんな時は警察へ相談と、振込先の金融機関への相談もしておきましょう。
金融機関側では、場合によっては口座の凍結を行って現金が引き落とせないように対応してくれることもあります。
警察側の捜査も進めば、運よくお金が返ってくることも考えられます。