新型CB機SR-01、CBersカンファレンス2016で分かったこと

去る6月25日にCBers2016が開催されました。
そこで演壇に上がられたサイエンテックス社の社員の方から、新型CB機SR-01の動作する、新技適取得機のデモがありました。
そこで同社のwebサイトにも公開されていない新情報が公開されたので紹介したいと思います。

アンテナの受け部分が変更された

webでも公開されている写真と見比べていただきたいと思います。
まずこの写真がwebで公開されている、今までの写真です。

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フロントパネル方向に見終えるアンテナを折りたたんだ時の「アンテナ・ホルダー」の形状が、金属を折り曲げただけのパーツから、よりアンテナにフィットするような、樹脂製のパーツに変更されています。

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外見上の細かい変更点としては筐体カバーを固定しているネジの形状も変更されるとのこと。
試作機では星形の特殊なネジが採用されていましたが、量産機では一般的にトルクスと呼ばれる形状のネジに変更されるとのことです。

torx01
↑星形ネジ、廻すためには特殊な工具が必要になる。

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↑トルクスと呼ばれる形状のネジ。ネジ中央の突起で、更に容易にこじ開けられることがないように工夫されている。

電池はエネループが推奨された

移動運用時など、電源となる電池はエネループが推奨されました。
また、SR-01の動作電源電圧は6V~15Vと広いのが特徴ですが、これは内部にDC-DCコンバーターが内蔵されているため、送信時は常に適正な電源電圧が終段FETに印加されている構造が採用されているということでした。
このDC-DCコンバーターは、送信時のみ動作して、受信時は動作せず、受信ノイズを最小限に抑えてます。
そのため、電源として充電式のエネループが推奨されているというわけです。

CBers2016_01_640

フロントパネルの塗装が変わった

webで公開されていた筐体は全面同様の塗装がされていましたが、今回のプロトタイプは、フロントパネルのみ塗装の質感が変更されています。

当ブログマガジンでも取り上げましたが、フロントパネル部のみ、ちりめん塗装が施されて、さらに高級感と質感がアップしました。

CBer2016_02_640

Sメーターの照明はメーカーオプション

SR-01に取り付けられているアナログメーターは、夜間などに光る照明がないということがわかりました。
設計時に見落としていたのかはわかりませんが、希望者のみ注文時にLEDの照明を手作業でメーターに追加する作業を行うと発表しました。
その場合は追加で2500円の費用が発生するとし、購入後の製品に追加することでできないとしているので、夜間照明を必要と考える方は、製品注文時に必ずメーターへのLED照明の追加オプションを申し込む必要があります。

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ハムフェア2016にも出展決定!

8月に開催されるハムフェア2016にもサイエンエックスが業者ブースとして出店することが決まりました。

一年に一度のアマチュア無線家のお祭りであるハムフェアに満を持してCB機の展示がされると言ことは感無量といっても過言ではないと思います。
ハムフェアに参加予定の遠方のフリラの方も、この機会がSR-01を間近に見て触れるチャンスとなりますね。

ham2016

http://www.jarl.org/Japanese/1_Tanoshimo/1-3_Ham-Fair/Ham-Fair.htm

現行制度(新技適)では初の認証機

今回サイエンテックスがSR-01の試作機として新技適の認証を受けたのは東京にある「一般財団法人テレコムエンジニアリングセンター」(通称テレック)です。

https://www.telec.or.jp/

テレックは東京と大阪に拠点が分かれており、技適の番号も、東京と大阪で独立して割り当てがあるようで、市民ラジオ無線機の東京側の拠点では、新技適になって初めての技適取得とのことです。

ちなみに今回、東京のテレックで新技適を取得したSR-01の正式な型番は「SCIENTEX RADIO SR-01 PROTOTYPE-A」というもので、今後製造が予定される製品版のSR-01とは型番が異なるとのこと。
これは、同一型番だと技適のナンバーが中途半端な番号から始まってしまうのを避けるためとのコメントが発表された。
具体的にどいうことか見てみましょう。
今回技適を取得した「SCIENTEX RADIO SR-01 PROTOTYPE-A」の認証番号は。製造番号0001及び0002の2台で、001OAA3000001 ~ 001OAA3000002の2つの技術基準適合証明番号となります。
これが製品版と同様の型番で申請してしまうと、製品版の製造番号0001機の技術基準適合証明番号は001OAA3000003からとなってしまいます。
これを避けるために、あえて試作機として登録して、技術基準適合証明番号と製造版を合わせたいというメーカーのこだわりとのことです。

さらに、技術基準適合証明の取得方法についても言及がありました。
技術基準適合証明の取得方法は2種類あります。
1)技術基準適合証明
今回「SCIENTEX RADIO SR-01 PROTOTYPE-A」が取得した技術基準適合証明がこの取得方法です。
この方法で技適を取得すると、001OAA3000001、001OAA3000002とそれぞれ別々の技適番号となります。
小ロットで生産された無線機に対しては有効な取得方法となります。

1台1台の無線機に対して個別に技適番号を取得する方法です。

giteki01

2)工事設計認証
上記の技術基準適合証明と異なる取得方法が工事設計認証です。
これは、大量生産される無線機の認証取得に向いている技適の取得方法で、製造された製品がどれもどいうつの性能であることを製造者が証明して、技適を取得するというものです。
この場合の技適番号はすべて同一となります。

1台1台の無線機に対して技適をとる方法ではなく、製造された無線機がすべて同一の性能であることに対しての認証を行い、技適番号を発給する方法です。

上記の技術基準適合証明よりも費用面で有利ですが、製造ラインの設備や測定器の性能など、同一性を裏付ける他のチェックが厳しいということがあります。

giteki2

サイエンテックスとしては、第1ロットの100台分については、製造した個体ごとに技術基準適合証明を取得するとし、第2ロット以降は工事設計認証での技適の取得を目指すとしています。
幸いなことにサイエンテックスはISO9001の認証を取得しているとのことで、今後この認証に「市民ラジオ無線機の製造」という項目を追加することによって工事設計認証を受けやすくするつもりだといっています。

サイエンテックスSR-01新技適取得!

新型CB機SR-01の公開資料を読むPart1

新型CB機SR-01の公開資料を読むPart2

FM西東京「QRL」でCB機SR-01の話題が聴ける

新技適対応! SR-01型CB無線機が予約開始!

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