ダイヤモンドの144/430MHzハンディーアンテナSRH770開封の儀

ダイヤモンドのハンディー用アンテナSRH770を入手したので、開封の儀を執り行いたいと思います。
SRH770は144/430MHz用のハンディー機に取付られるロッドアンテナで、ハンディー用としては、市販品では一番の長さを誇る(144/430MHzハンディ用アンテナで)高性能アンテナで、BNCタイプのRH770はロングセラー、発売からかなりの年月でありながらも、ハンディー機運用者の間では根強い人気があります。
BNCタイプのRH770に、変換コネクターなどを介して、不本意ながらもSMA端子の無線機で使用しているRH770ユーザーも多いと思いますが、今回のSRH770は満を持してのSMAタイプとなります。

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まずは内容物から

まず製品の中身から紹介していきます。

アンテナの包装はいつもの黄色いパッケージです。
そしてアンテナ本体。
下段左側の黒い小さなゴム製パーツは、スペーサー(左)と、ゴム製スリーブの薄いタイプ(右)です。
スペーサーの説明はありますがスリーブの使い方は書かれていませんので、スリーブの使い方は下記で紹介していきます。
そしてピンクの注意書きとなり、以上が内容物の全てです。(取説は入っていません)

フィッティング写真

実際に八重洲のFT1DにSRH770を取り付けてみました。

FT-1Dに取り付けた写真です。
BNCタイプだとぐらついていた感じでしたが、SMAタイプのSRH770はぐらつくこともなく、しっかりと無線機本体にアンテナが取付出来ました。
アンテナが長いので、コネクター部へ負荷がかかりそうな感じがしますが、運用の際には気をつけて運用した方がいいなと感じました。
「無線機のコネクター部に負荷がかからないように、気をつけて使う」ことが必要と思います。


▲デジ簡機などでは気になる例の「スキマ」もFT-1Dでは問題ありませんでした。

付属スリーブの使いかた

上記で付属品のスリーブについて言及しましたが、このゴム製スリーブのチョットした使い方をご紹介しておきます。

付属品は上記の通り3つあります。
左側は、デジ簡ユーザーはご存じかと思いますがスペーサーです。
本体とアンテナ本体のスキマを埋めてくれる付属品です。
そして真ん中が付属のスリーブで、右側が本体(アンテナ)にデフォルトで取り付けられている基本設定のゴム製スリーブです。
真ん中と、右側のスリーブの違いは、スリーブの厚さの違いです。
初期設定でアンテナ本体についているスリーブよりも付属でついているスリーブは薄くなっています。
スリーブのゴムの材質に原因があるか分かりませんが、スリーブにホコリがつきやすいように感じましたが、写真で見ると気になりますが、現物を見るとそれほど気にならない程度です。


▲製品を袋から出すと、基本の「厚いスリーブ」が取り付けられています。マッチングセクション(ボビン)の外径と「ツライチ」になるような厚さです。


▲付属の「薄いスリーブ」に交換してみました。マッチングセクションの外径よりも一回り細くなります。無線機本体のツマミなどの位置によっては薄いタイプに交換することで、厚いスリーブよりも操作性が良くなることがあるかも。


▲もちろん場合によっては、ゴム製スリーブをつけないスリーブレスという使用法もありかとおもいます。


▲SRH770をたたむと、FT-1Dの純正アンテナよりも少し長い位なので、移動運用などの持ち運びでは邪魔になると言うことはなさそうですね。


▲FT-1DにSRH770を取り付けて伸ばしたところです。アンテナの長さが91cmなので、かなり長い感じに見えますね。

チョットだけ使ってみた感じ

開封の写真を撮影している間に少しだけ使ってみたので、第一印象的なことも書いてみます。
まず、一番気になる感度ですが、純正アンテナと比べると、SRH770を伸ばした状態だと信号が安定するような気がします。
SRH770を畳んでも信号は入ってきますが、伸ばすとフルスケールのQSOの信号が、畳むとS2~S5位に落ちてしまうこともあったので、長いアンテナの効果はあったのだろうと、思いましたが、継続的な使用ではないのでなんとも判断できないところです。

あとは、SRH770を一番伸ばした状態だと、144MHzと430MHzともに周波数が「下の方に合ってる」感じがしました。
その理由としては、一番上のエレメントを少し短くすると、使用する周波数によっては信号の安定感が違うように思いました。
アマチュアバンドの「少し上」の業務局の受信を楽しんでいる方は、短くすると受信状態の変化を実感できるかもしれませんが、アンテナを短くして使用するのはメーカーが推奨しているわけではありません。
もしかして、デジコミの146MHz帯(10ch~18ch)の受信専用として有効なアンテナかもしれませんね。
SRH770は遊びの幅が広かる可能性を秘めたアンテナだと思いました。(あくまで編集部の感想です)
ハンディー機用のアンテナは使用される状況によって、SWRや動作に大きな変化を伴いますので、もしかしたら今回の実験していた環境での受信状態の変化かもしれないことを付け加えておきます。

300MHz受信対応とは?

あとはSRH770もパッケージに書いてある「300MHz帯受信対応」という意味ありげな言葉から、デジ簡機に取り付けた場合の感度ですが、感度アップに「若干効果有り」と言ったところでしょうか。
ケロる信号がケロらなくなるという効果を実感しましたが、SRH770はデジ簡での送信が出来ません。
デジ簡で業務局を受信するのが趣味という方には使って欲しいアンテナですが、実際にデジ簡で運用(送信)するときは、デジ簡用のアンテナに交換しないといけないので、SRH770はデジ簡で使用することの実用性は低いと判断せざるを得ません。

八重洲のデジ簡機VXD10にSRH770をつけると「例のスキマ」が出来ます。ボタン操作もしにくくなりそうなので、薄いスリーブか、スリーブレスの方が良さそうです。
アマチュア機でも使用する無線機によっては、薄いスリーブ、またはスリーブレスでの運用が必要になるかも。
デジ簡での運用は受信を想定した使用方法なので、今回はあくまでも自己責任での受信実験となっています。(SRH770でデジ簡波を送信した時、場合によってはアンテナまたは無線機、もしくはその両方を破損してしまう可能性があるので自己責任での受信テストです)


▲ダイヤモンドのWEBカタログのRH770の製品説明には「300MHz帯受信対応」と明記されている。300MHz帯とは、当時の警察無線の所轄系で使用されていた350MHz帯の周波数と推測されます。(ちなみにデジ簡の登録局は351MHz帯を使用しています)

BNCコネクタータイプのRH770の耐入力は20Wまでなので、アイコムのIC-705(最大出力10W)にL型の変換コネクターを使用すれば移動運用に威力を発揮してくれそうです。


▲ダイヤモンドのWEBカタログのSRH770の製品説明には「広帯域受信対応」とあります。


▲「300MHz帯受信対応」の記述はSRH770の製品パッケージにありましたので、今回は実験的にデジ簡の受信実験を行ってみました。


SRH770で車や、チョットした移動運用の時に、小型の基台があると、無線機のコネクター部にかかる負荷の心配は軽減される可能性があります。
マグネット基台は、ビニール袋などに入れてカバーすると、移動運用時にマグネット部分に砂鉄などの異物から保護することが出来ます。

今回の受信チェックは短時間での雑感的なもので、ある程度の期間使用しての感想ではありません。
新発売の製品であることから、速報性を重視して「開封の儀」としてご報告しているので、編集部の短時間での使用時の感想と言うことに留めていただきたいと思います。
 
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