アルインコから特小内蔵デジタル簡易無線戸別受信機が発表!


アルインコからデジタル簡易無線個別受信機が発表になりました。
発表されたモデルはXEAL30DとXEAL40Dの2タイプです。
基本的には趣味の交信を目的とした機器ではなく、業務用卓上型特小トランシーバーというカテゴリーの無線機器です。
この機器については昨年(2018年)に開催された危機管理産業展に参考出品され、すでに一般の方へも紹介されていましたが、満を持しての発表となりました。
XEAL30DとXEAL40Dの特徴を簡単に表現すると↓
町内会や自治会、会社や工場など小さなコミュニティで、簡単に情報発信、放送ができるシステムの受信機です。

XEAL30Dの紹介(デジ簡登録局対応)

XEAL30D(小規模コミュニティの戸別受信機)はデジタル簡易無線(デジ簡登録局/351MHz帯・特小帯)の電波を受信して音声を出力するタイプのモデルです。
デジ簡(登録局)を使用した放送受信設備という表現がわかりやすいと思います。
デジ簡を使用するモデルになるので、導入先としては地域コミュニティ向けが想定されているようです。
デジ簡の周波数は3ch設定でき、設定は周波数やユーザーコード、グループ番号を自動設定するACSH(アクシュ)モードとマスター機の設定をまとめてコピーするエアクローン、さらにスマホの専用アプリで「音」を使って設定することが可能です。


▲ACアダプターのほか、電池でも稼働することができます。

XEAL40Dの紹介(デジ簡免許局対応)

XEAL40D(業務用卓上型特小トランシーバー)はデジタル簡易無線(デジ簡免許局/467Mhz帯・特小帯)の電波を受信して音声を出力するタイプのモデルです。
デジ簡を使用した放送受信設備という表現がわかりやすいと思います。
デジ簡の免許局を使用するモデルになるので、導入先としては会社、工場、各種施設などの法人向けが想定されているようです。
デジ簡の周波数は3ch設定でき、設定は周波数やユーザーコード、グループ番号を自動設定するACSH(アクシュ)モードとマスター機の設定をまとめてコピーするエアクローン、さらにスマホの専用アプリで「音」を使って設定することが可能です。

デジ簡の周波数だけじゃない!

XEAL30DとXEAL40Dが搭載しているのはそれぞれのデジ簡の周波だけではないことが最大の特徴となっています。
その特徴は以下の通りです。

●AMラジオ内蔵:522 ~ 1710KHz
●FMラジオ内蔵:76 ~ 108MHz
●438MHz帯受信:アマチュア無線の438MHz帯が1ch受信対応(100KHzステップ)
●特定小電力無線機搭載:421/422/440MHz帯に対応した特小トランシーバー搭載

上記の通り、デジ簡(登録局または免許局)の受信のみならず、AM/FMラジオやアマチュア無線の受信機能、そして特小の送受信機能など多彩な機能を搭載しています。

アマチュア無線の運用には免許が必要です。


▲非常時だけではなく、デジ簡や特小のモニターとして日常的に使うことで、導入障壁を更に下げることができます。


▲専用マイクもオプション設定されています。

非常時に即戦力の自営回線

無線通信の用語となりますが、公衆網と自営網(自営回線)という言葉があります。
公衆網というのは、電話回線や携帯電話網のことです。
自営網とは無線回線など、自力で通信する手段を持つと言うことです。
XEAL30DとXEAL40Dが目をつけたのはまさしく「自営回線」の構築というところです。
災害直後の公衆網ダウン時には即戦力として活躍してくれそうです。

自営回線としては最近ではデジタル簡易無線が、送信出力も5Wまで許可されるので、資格が必要としないシステムとしては通信距離が稼げる通信手段です。
更にAM/FM/FMラジオで情報収集にも役立ち、アマチュア無線の周波数も受信対応でデジ簡を持たないユーザーからも支援を得られます。
更に特小の無線機を内蔵することによって、XEAL30DとXEAL40Dの端末間でも交信ができるようになっています。
これだけの高機能が搭載されているので、防災/減災意志の高い地域コミュニティや法人などでは導入障壁が下がるのではないでしょうか?

特定小電力又はデジタル簡易無線のトランシーバーを放送局のマイク代わりに使って放送、それを各ご家庭の個別受信機で受信します。
放送以外の無線やラジオも聞けるうえ、近距離通信用トランシーバーとしても使えるので非常時でも安心です。

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