アルインコからデジ簡「DR-DPM60」が発表されました

アルインコから待望のデジ簡モービル機「DR-DPM60」が発表

アルインコとしては第二世代デジタル簡易無線のモービル機DR-DPM60が発表されました。
すでに発売されているデジタル簡易無線機「DJ-DPS70」のモービル版となり、本体価格は\49800円(+税)、発売は6月下旬を予定しているようです。
フロントパネルはすっきりとした印象ですね。
当然のことながらハンディー機の「DJ-DPS70」と同様にSメーター表示を採用してるので、趣味の交信で使用するフリラの方にも納得の仕様といえます。


■送受信周波数:351.2000MHz~351.38125MHzの30ch(上空用の5chは受信のみ)
■変調方式:AMBE+2 (他社無線機と交信できます)
■送信出力5W/2W/1W (意外とよく飛ぶ2W出力に対応)
■定格寸法と重量:W140.0 X H40.0 x D178.0mm(DINサイズ突起部含まず) 約1.2kg
■オプション電源:DM-305MV (トランス方式)
■オプション電源:DM-S104 (スイッチング方式)スピーカー内蔵型
■オプションマイク:EMS-501 全長5mのストレートケーブル付き防水マイク

小型なので、仕事で移動に使う車両とか、電源を使って、自宅や会社事務所などにも場所を選ばずに取り付けできそうです。

アルインコからももちろん安定化電源が発売されていますが、スピーカー内蔵の安定化電源も発売されています。

型番は「DM-S104」です。
無線機取り付け用のネジが付属しているので、DR-DPM60に付属している車載用ブラケットが簡単に取り付けられるように設計されています。
このあたりがメーカー純正オプションの強みですよね。
更にマイクハンガーも付属しているので、今までの無線機のように机の上でマイクが邪魔になるということはありません。
電源に外部スピーカーが内蔵されていて、無線機本体に接続することにより交信音も外部スピーカーから出力され聞きやすくなっているのも魅力的だと思います。

マイクが2つって、どいうこと?

コンパクトな筐体を採用していますが、さらに、フロントパネルと、本体がリモートケーブルで分割できるのも無線機の取り付けを自由に設置できる工夫がされています。

DP-DRM60はさらに取り付け場所を選ばない工夫がされているんです。

↑この写真を見てすごく違和感ないですか?

この写真マイクが2本接続されているんです!?
よくアマチュア無線機などで見ることのできる8Pのマイクコネクターには付属品のマイクが接続されているようですが、オプションのねじ込み式マイク、EMS-501も同時に取り付けることが可能となっています。
このEMS-501は防水マイクで、全長5mものストレートケーブルが採用されていますので、本体からある程度離れていても無線機の送受信の操作ができるようになっていることはさすがに業務ユーザーを意識した設計になっていますね。
防水マイクのオプション設定は、どうやら消防団の方に購入してほしいという意図があるみたいです。
オプションのマイクは、約50cmのカールコードを採用したEMS-500も発売されます。
ちなみに2本のマイクは併用できるようです。

背面パネルは必要最低限の端子のみの構成です。
アンテナ端子はMコネが採用されています。

セキュリティーの高さも売りです!

ハンディー機のDJ-DPS70でも採用されている機能ですが、秘話コードが他の機種とは違いされに増えているのがDJ-DPM60の特徴です。
通常、32767通りの秘話コードが搭載されているのが今までの機種でしたが、DJ-DPS70やDJ-DPM60では491505通りの秘話コードを搭載しています。
仕組みとしては、基本的な秘話コードの「32767通り」に変わりなないものの、それぞれの秘話コードに対して「強化秘話コード(秘話タイプ)」が15通りが、さらに設定できるようになっています。
秘話コードは 32767通り × 15通り(強化秘話)=491505通り
秘話コードが「実質」増えているので、万が一秘話コードが、関係者以外に漏えいしてしまっても、強化秘話の設定さえしていれば、この2つの機種以外では受信することができないので、DJ-DPS70やDJ-DPM60は業務ユーザーにとって最適な機種とえます。

コスト削減に新しい工夫

DJ-DPM60は製造コスト削減に新しい試みを採用しているようです。

部品やオプション、アクセサリーはアマチュア無線機用と共通化しており、既存の設置環境が利用できるユーザーも多いと思われます。
筐体もアマチュア無線機用のものを流用しているようで、新たに金型設計瀬津に来pストダウンを図っているようです。
コスト削減はメーカーとしての利益率が高いのはモチロンの狙いでしょうが、削減されたコストの分だけユーザーへも低価格で製品を提供できるという形でメリットが還元されるという、購入したユーザーへも配慮した基本設計となっていますね。
ちなみ9にアクセサリーも共通化されているようで、無線機販売店の在庫削減という、流通上でのコスト削減も達成しています。

モービル運用はもちろん、固定局にもオススメです

DR-DPM60はモービル機と設計されており電源部と「受信部」を今までとは違う新設計になっているという情報も入っています。
DR-DPM60が使用できる電源電圧については、12Vと24Vのどちらでも供給できるので、24V車で今まで必要だったDC/DCコンバーターは必要なくなりました。
あと今回注目なのが、固定局用の高利得アンテナにも積極的に対応しているということです。
これを言うと「あれっ、アンテナなんかどれもおなじだよね」という声も聞こえてきそうですが、高利得アンテナ対応ということを聞いたときは、お世辞ではなくて本気で「アルインコやるな!」と感じました。
受信機も製造しているメーカーだからこその着目点といえます。
通常、ハンディー機は短いアンテナが使用されるため感度を最大限までアップするように受信部が調整されています。
そんなハンディー機に固定局用の高利得アンテナを接続するとどうなるでしょう?
信号の弱い局であれば問題なく高利得アンテナの恩恵を受けることができますが、近接チャンネルに強い局が現れた場合、受信感度の良さが逆に、混変調などの副産物となってデメリットになってしまう場合があります。
これを解消するために、混変調に強い回路設計を採用しているようなんです。
ハンディー機でも混変調に強い回路を導入することはできなくないのですが、回路構成がより複雑となってしまい小型のハンディー機の中には納まらなくなってしまいます。
混信に強い回路とサイズがトレードオフの関係にあるということですが、DR-DPM60ではモービル機の筐体サイズの中に新設計の受信部を搭載することに成功しているようです。
固定局用のデジ簡機を検討している方はDR-DPM60を検討する候補に入れていいと思います・

その他の機能

■Sメーター表記切り替え
表示はアンテナ表示とSメーター表示の2通りを切り替えて使うことができますが、フリラの方の使用であればSメーター表記一択だと思います

■周波数表示機能
チャンネル表示と周波数表示の切り替えができます。
意見の分かれるところではありますが、周波数とチャンネルが瞬時にわかるようであれば、アマチュア無線機のように周波数表示もいいと思いますが、通常のQSOではチャンネルでサブチャンネルの指定を行うことが多いと考えられるので、チャンネル表示の方が便利かもしれませんね。

■スキャンタイプは2通り
ビジースキャンとタイマースキャンの切り替えができ、さらにスキャンしないチャンネルの指定もできます。

■表示カラーの変更
アルインコのアマチュア機ではすでに採用されていますが、表示部バックライトの色が変更できます。
変更することが可能な色は、ホワイト/レッド/ブルー/グリーン/パープル/イエロー/ライトブルーとなります。

■35分間の通信録音機能
通信内容を最大で35分間録音することができます。
メモやログブックを忘れて井戸運用するときなど、あとで通信愛用を聞きなおしたいときに便利です。
録音データの設定は、オフ/全て録音/全局通話のみ録音/全局+グループ録音/全曲+個別録音/個別通話のみ録音/個別+グループ録音/グループのみ録音、以上のモードから選択できます。

基本的にはすでに先行発売されているハンディー機DJ-DPS70の機能を踏襲しており、その他の機能も多数満載しています。

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