無線とVoIPが融合!デジコミ東京東GWとアマチュア無線GWがそれぞれ試験運用

デジコミとZello(VoIP)を融合させたシステムが構築されようよしています。
そのシステムが、東京東GW(ゲートウエイ)として東京都の多摩地区にある山に設置されたという報告が届きました。
具体的に設置されている場所は非公開のようです。
また試験についてもクローズドで行われているので、オープンになることを期待したいと思います。

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概念図が公開されました

デジコミとZello(VoIP)とのGW(ゲートウエイ)、と文字で書いても、ピンとこない方の方が多いと思います。
今回はGWの概念図もいっしょに届いてきたので公開いたします。


▲クリックすると大きなサイズで表示されます↑

実際にインターフェイスと一緒に撮影された写真も送られてきました。
デジコミの500mWの出力で、測定器などに高周波の回り込みが発生し、インターフェイスの開発には苦戦したと言うことです。
将来的には、インターフェイスの仕様の公開なども検討しているようですが、現時点ではゼロベースと言うことなので、クローズドテストの成功を祈るばかりです。

▲インターフェイスは、それこそゼロから手作りされた本格的な回路構成とのことだ。

アマチュア無線バージョンも連休中にテスト運用

アマチュア無線を使用したGWシステムも同時に開発を進めていたようで、連休中に公開テストを行うとのアナウンスがありました。
VoIP回線でもアクセス出来るのですが、今回はアマチュア無線を使用したアクセス方法のみが公開されています。
以下に概念図を掲載します。


▲クリックすると大きな画像が表示されます。

上記の図を見ていただくと、なんとなく理解出来ると思いますが、今回公開実験の対象となっているのが、アマチュア無線でアクセスするルートです。
今回はVoIPのルートはクローズド・テストとしています。
青梅市GWと山中湖GWのどちらかにアマチュア無線でアクセスすると、もう一方のGWから再送信される仕組みです。

試験期間:2023年 4月30日~5月6日まで

試験運用なので、予告なく停波等の調整を行う場合がありますのでご理解頂きたいとのこと。
アクセスには88.5Hzのトーンが必要です。


▲JS1YMS/NODEのシステム。


▲JQ1YXD/NODEのシステムは可搬型を採用している。

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