28MHz AMの無線機って?

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ライセンスフリーラジオの情報発信に特化したフリラjpですが、今回はアマチュア無線機の話題です。
話題にするのが28MHzのAM用無線機の紹介となります。
アマチュア無線はフリラの方も楽しんでいる方が多い、無線のジャンルですが、28MHz専用のアマチュア無線機を探すとなるとなかなか情報がないようです。
周波数的にも市民ラジオの27MHzに近いことから、フリラの方からの人気も高い28MHz AM用の無線機の紹介をしたいと思います。

まずは国産機と改造機から

まずは国産機と改造機の紹介からです。
専用ではありませんが、汎用機として紹介できるのがHF帯のマルチバンド機です。
最近話題の無線機といえばアイコムのIC-7300となります。

●IC-7300
ic7300_02
詳細はメーカーのwebで確認してみてください。





続いての話題が、ヤエスのFT-991A
●FT-991A
ft991a_01
詳細はメーカーのwebで確認してみてください。




専用機だとナサ通信のNASA10mAM2
●NASA 10m AM2
nasa10mam2_01
新技適対応なので、これからも長く使える安心の無線機です。
詳細はメーカーのwebで確認してみてください。

続いては改造機の紹介です。
俗にいう「違法CB機」を28MHz帯に改造して販売を手掛けているのがノースランド通信です。
●ノースランド通信
ナサ通信のNASA72GXIIを28MHzに改造した製品を主に販売しています。

海外の無線機の前にランドモービルってなんだ?

次は海外の無線機の紹介なんですが、その前にランドモービル(Land Mobile)という無線システム概念の説明から始めます。
海外などで使用されている陸上移動局用の無線システムで、要は業務用無線のことです。
その国によって無線局の免許が必要だったり、不要だったり、登録だけで使えたりと色々あるようです。
今回は業務用無線の話ではなくアマチュア無線の話なんですが、ランドモービルの存在が、28MHz帯の無線機の普及と関係している話です。
本来は、27MHz帯のCB無線機を業務用として使用していたようですが、周波数が40chと限られていることから、周波数の近い28MHz帯の無線機がCB無線機の技術を転用して開発できるため発売されるようになったのが、28MHz帯専用モービル機の始まりといわれています。(諸説あるようですが…)
もちろん28MHz帯はアマチュア無線用の周波数ですから、業務用で使用できる国などあるはずないのですが、国や地域によっては必ずしも法律が守られていないところも存在しています。
たとえば紛争地域や、途上国などで、アマチュア無線機であるはずの28MHz帯のモービル機が「業務用」として使用されているのが現状です。
最近では、28MHz帯を使用していると、第三者に聞かれている危険性を危惧して、50MHz帯を使用するところも出てきているようです。
事の良し悪しは別として、業務用として28MHz帯の無線機の需要は世界的にあるということになります。

海外の28MHz機も気になる!

28MHzの専用機がたくさん作られているのが海外です。
28MHz帯のモノバンド機はもちろん、28MHz帯と24MHzの2バンド機や、最近28MHzとは別に利用されつつある50MHzのモノバンド機があります。
どれもハイパワーの出力が特徴的で200W出力機もラインナップされています。
また200W出力機の改造キットなども、これらの無線機を扱う販売店では用意されているようで400W出力という非常にハイパワー出力に対応できるようになっています。
それでは、一部のメーカーですが、各メーカー別に代表的な製品を紹介します。

Galaxy Radios

●DX-99V2

dx99v2
AM/FM/SSBモードの10W出力機です。
AMモードでは約2W程度の出力のようです。
4アマの方でも使用できます。

●DX-98VHP
dx98vh
AM/SSB(USB/LSB)モードの200W出力機です。
AMモードでは60W程度の出力のようです。

●DX-2517(固定機)
dx2517
AM/FM/SSB/CWモードの25W出力機です。
AMでは10W程度の出力のようです。


Stryker Radios

●SR-955HPC

sr955hpc

AM/FM/SSBモードの70W出力機です。

●SR-655HPC

sr-655hpc

AM/FMモードの70W出力機です。


Ranger Communications、Inc.

●RCI-2950DX/RCI-2970N2

rci2950dx3
28MHz帯と24MHz帯の2バンド機となっています。
RCI-2950DX———  10W(CW / AM / FM):  25W(SSB)
RCI-2970N2———100W(CW / AM / FM):200W(SSB)

●RCI5054DX
rci5054dx
最近ランドモービルとして使用され始めている50MHz帯のモービル機です。
50 W(CW / AM / FM ):100 W(SSB)

海外機はどうすれば使えるのか?

海外機の使用についてですが、基本的に免許を受けての使用が大前提となります。
免許を受けるためには保証認定を受けて開局や、すでに受けている無線局免許の変更の申請を行う必要があります。
保証認定については以下の2つの機関が認定業務を行っています。

●TSS株式会社 保証事業部

●一般社団法人 日本アマチュア無線振興協会 保証事業センター

申請に必要な書類などは各事業者へ問い合わせてください。

28MHzの運用周波数はどこ?

実際に28MHzで運用されている方はどの辺でQSOされているかですが、まずはバンドプランから確認しましょう。
28MHzのバンドプランは以下の通りです。(平成27年1月5日施行)

bandplan20150105_640

AMでオンエアできるのは「狭帯域の電話」と示された範囲となります。
AM運用されている方は28.305MHzをメインチャンネルとして使用する傾向があります。
初めは切りのいい、28.300MHzの使用がネットの掲示板で呼びかけられていましたが、輸出用CB機を改造した場合、使用されている回路構成などから、容易に改造して運用可能な28.305MHzを使用する方法が考案されました。
それ以来、28.300MHzではなく、28.305MHzが呼び出し周波数のような周波数として使用される傾向にあります。
最近の傾向としては、28.305MHzを呼び出し周波数のように使う傾向はそのままに、落ち着いた雰囲気でのQSOを楽しみたい方などは、28.900MHz付近で交信を楽しむ方も増えてきているようです。
いずれにしても「狭帯域の電話」にはSSBも含まれるので、まだまだ主流であるサイドバンドの運用者との混信には気を付けて運用する必要があります。

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